
パルモ荏原町整骨院には、部活やサークルでケガをされて来院される患者さんがたくさんいらっしゃいます。
万が一、ケガをしたとしてもすぐに応急処置が出来る様に、下記の症状と対処方法を覚えておきましょう。
足首の捻挫
関節の骨と骨を繋いでいる靭帯が損傷を受けたものが「捻挫」です。
T度(軽度)、U度(中度)、V度(重度)に分類されます。
受傷してすぐには腫れがなくても、しばらくしてから腫れてくる事があります。
また、小さな骨折などが合併することがあるので「捻挫かな」と思ったらすぐに専門家に受診しましょう。
捻挫の重症度とそれぞれの治療期間の目安
捻挫の重症度は、靭帯の伸びや断裂の程度によって異なります。一般的には、
●T度(軽度)
靭帯は伸びても断裂はしません。痛みや腫れもさほどありませんが、軽度の捻挫は再発するリスクが高いです。治療期間は1週間〜10日間程度
●U度(中度)
靭帯が部分的に断裂しています。顕著な腫れと打ち身があり、通常は痛みのために歩けなくなります。治療期間は2週間〜3週間程度
●V度(重度)
靭帯が完全に切れて、ひどい腫れや皮下出血がみられる場合もあります。足首は不安定となり、体重をかけることができません。
治療期間は1ヶ月以上
当院で行っている足首の捻挫の治療法
まずは応急処置として、専門医に診てもらう前にRICEを行いましょう!その後当院では、エコーにて靭帯等を確認後、低周波治療、アイシング、テーピング、包帯、副子固定等を行なっています。また、運動復帰までの治療計画を立てて細かく経過観察をしていきます。
ふくらはぎの肉離れ
寒い季節や筋肉に柔軟性がないときに、急激な運動をして筋繊維が断裂してしまうものです。
痛みを伴うので、歩行困難になることもあります。
肉離れは、痛みがなくなっても損傷した組織をきちんと治さないと、また同じ部分で再受傷しやすくなります。
肉離れ挫の重症度とそれぞれの治療期間の目安
肉離れも捻挫と同じく軽度・中度・重度と分かれます。一般的には、
●T度(軽度)
小規模の筋肉の断裂が生じる程度ですので、自力歩行が可能です。治療期間は5日間〜1週間程度
●U度(中度)
筋繊維の一部の断裂と筋周囲膜の損傷が起
こっている状態です。皮下内出血の発症で自力での歩行が困難とされています。治療期間は2週間〜3週間程度
●V度(重度)
筋肉自体に部分断裂が起こり、歩行ができなくなったり、歩行が困難になります。
治療期間は3週間〜1ヶ月程度
当院で行っているふくらはぎの肉離れの治療法
エコーにて筋断裂部位の確定後、低周波治療、アイシング、テーピング、包帯、ラバー等にて固定等を行なっています。また、運動復帰までの治療計画を立てながら、ストレッチ指導や体幹バランス調整で経過を観察していきます。
突き指
そもそも突き指とは?
「骨と骨の間に起こる急激なねじれ、あるいは何らかの激しい力が働いて関節周辺の関節包や靭帯が損傷すること。」こちらは捻挫の定義ですが、突き指にも当てはまります。つまり、指に何かが当たったり指をぶつけて、指の関節をひねったりくじいたりして怪我することが「突き指」といえます。
当院で行っている突き指の治療法
まずは応急処置として、専門医に診てもらう前にRICEを行いましょう!その後当院では、エコーにて受傷部位の確定後、テーピング、包帯にて固定、低周波治療、アイシング等を行っています。また、運動復帰までの治療計画を立てながら、ストレッチ指導で経過を観察していきます。
足の攣り
そもそも「足の攣り」とは?なぜ攣るのか?
「足が攣る」とは、足の筋肉が突然強い痛みを伴って収縮・けいれんすることです。とくに多いのが、ふくらはぎが攣る「こむら返り」です。
足が攣る原因は大きく分けて2つあります。1つ目が疲労、そして2つ目が冷えです。
疲労からくる足の攣り
夜中に足が攣る多くの原因は筋肉の疲労によるものです。特に運動をしていなくても、日常生活での疲れが積み重なって起こったり、普段と異なる動かし方をしたために足が攣る可能性もあります。疲れた筋肉は通常は緩むものですが、過度の刺激を受けると強く収縮し、足が攣る原因となります。
冷えからくる足の攣り
筋肉は冷えることで血行不良を起こし筋肉を収縮させることから、足が攣る原因として考えられています。
当院で行っている足の攣りの治療法
ふくらはぎが攣った時は、まずは応急処置として攣った方の足先を手でつかんで足裏が反るように顔の方にゆっくりと引きつけましょう。こうすることで、収縮したふくらはぎの筋肉を伸ばすことができます。少し症状が和らいできたら、ふくらはぎを下から上へ向かって優しくさするようにマッサージしたり、ひざの裏をもむ、足首を回すなどの方法で血行を促し、硬くなった筋肉をほぐしましょう。
その後当院では、基本的には温める治療を行っています。また、冷えや疲労は体幹のアンバランスが原因の事が多くあるので、体幹バランス調整、低周波治療、ボディーケア、バランステーピング等の処置をしながら再発を防いでいきます。
整骨医学とスポーツの怪我
身体の歪みが原因となってスポーツ障害の症状が出る場合があったり、逆にスポーツ障害の症状が出ている部分をかばって運動や日常生活を行なうことにより身体を歪ませてしまうことがあります。
痛みのある部分の治療はもちろんのこと、全身のバランスを整えることが必要ですし、痛みを出さないためにも身体のバランスを整えることは大切です。
スポーツを始める前には準備体操を入念に行うことが予防に繋がります。
また、受傷してしまった場合には「RICE」という応急処置を速やかに実施して、専門家に判断を仰ぎましょう。
スポーツの応急処置 「RICE」
■R (Rest)・・・安静
■I (Ice)・・・冷却
■C (Compression)・・・圧迫
■E (Elevation)・・・挙上
パルモ荏原町整骨院
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